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17回忌イベント&ワンマン [高橋知秀]

私は良明さんのことをリアルタイムではほとんど知りません。
あくまでも知秀さんのファンとしての目線でレポさせていただきました。
間違いなどありましたらご指摘ください。また、失礼があればお許しください。
【12月6日 編集】


私が会場に着いた三時半過ぎ頃には既に沢山の人たちが集まっていて、
冷たい雨が降る中、外で開場するのを今か今かと待っていました。
四時開場の予定だったのが、記者会見の都合などでだいぶおして、
席につけたのは開演予定時間の四時半を過ぎた頃だったと思います。
舞台は豪華に花が飾られていて、中央には大きなスクリーン、
左右には良明さんの大きなパネル写真が垂れ下がっていて、
会場には小さな音で良明さんの歌がランダムで流れ続けてました。

ロビーに設置された物販コーナーには、知秀さんのCDはもちろん、
ビンゴカードと良明さんのポスターや写真が売られていて、
通路を通れないほどたくさんの人であふれていました。
会場も多くの良明さんファンの方が多くいたおかげでほぼ満席でした。

五時過ぎ頃会場内の音楽が止み、司会進行役にタケダさんという
女性が出てきて17回忌イベントがスタートしました。
タケダさんの紹介で知秀さんが登場し、少しかしこまった挨拶。
そしてまずは、生まれてから芸能界に入る直前までの良明さんの写真を、
舞台上で二人がエピソードを交えつつスライドショーで紹介しました。
その流れのまま、代表的ドラマ名場面映像を短く紹介していきました。
「うちの子にかぎって2」、「痛快!ロックンロール通り」、「オヨビでない奴!」
など、この映像が流れてる間は感極まって泣いている方もたくさんいました。

そしてビデオの解説をしながらここでスペシャルゲストが登場。
急に連絡をとったにもかかわらず快くいらしてくれたというゲストは、
オヨビ…2で体育の先生役をされていた、俳優の須永慶さんでした。
当時の台本をわざわざ探して持って来て下さるサービスぶりで、
「自分はあれから17年もの月日が経っていたことを忘れていたし、
弟さんが彼の意志を受け継いで音楽をしていることも知らずにいた。
でもこの17年の間、沢山の人が彼のことを忘れずに覚えていること、
意志を受け継いだ人たちの手でこういうイベントを開催することを
聞いて感動してこの話を受けた」というような話をされいました。
その頃の貴重な撮影秘話の中で、寒い冬日の撮影でのお話…
ストーブの近くで寒いのを我慢していた鼻を赤くした良明さんを見て、
共演者の田中美佐子さんがロングダウンに包み込むように暖めたのを、
須永さんは横目で羨ましく眺めていた…という貴重なエピソードでは、
良明さんがスタッフや共演者からも愛されていたんですよと、
優しく、懐かしむようにおっしゃっていました。
(ちなみに須永さんは、みんなと同じ入口から入って待っていて、
最後までずっと客席で、私たちと同じ目線で見てらっしゃいました。
テレビで拝見しているまんまの、とても素敵な方だと思いました。)

そしてお宝ビデオの時間になると、笑いあり涙ありの雰囲気に。
ビデオには、ものすごい人数が集まった高島屋でのイベントの映像や、
黄色い悲鳴が飛び交う星陵会館でのデビューイベントの映像(歌あり)、
音楽番組出演シーン(トーク・歌)、出演CMの映像などがありました。
良明さんをリアルタイムにほとんど知らなかった私には、ドラマも
イベントの映像もどれも新鮮だったし、ファンの方にはそれぞれが
たまらないものだったと思います。
服装や共演者の方の姿を見て、時間の流れを感じたりもしましたね。

そしてお楽しみのビンゴ大会と続き、盛り上がりは最高潮に。
家族や関係者などから寄せられた良明さんのサイン入りグッズや
チラシ、色紙、私物など70点以上が用意され、ファンの方々には嬉しい、
みんなが楽しめるイベントになっていました。
私はビンゴ不成立で何も手に入れることはできなかったけど、
周りにいた方達はけっこうゲットして喜んでいたようでした。

こうして17回忌イベントは終了し、やっと知秀さんのライブがスタート。
だいぶおしていたので予定の半分ほどしか歌ってなかったけど、
ライブ的にはとてもよかったです。

流星群
君は君のものとして
幸せになるために
Answer
輝く瞳
生きて
新曲
天使の反乱

始めの二曲はいつも通りに歌っていたと思うけど、良明さんに
後押しされているかのように、少しパワフルな歌声に感じました。
初めてライブを見る方が多かったこともあって、最近では珍しく
丁寧にMCを挟みながら進めていました。
「幸せに…」は律子さん(妹さん)の結婚の時に作った曲ということで、
会場に律子さんがいる中で涙を浮かべながら歌ってました。
「言葉は悪いけど、死んじゃった兄貴より生きてる律子の方が大事」
そんな言葉も嘘のない本心で、今隣にいる人を愛してほしいという
素直な思いを強く感じました。
「Answer」、「輝く瞳」ではさらに気持ちが入ってきてたようで、力強く、
でもほとんど泣きながら歌ってました。
「生きて」が始まる前のMCからは号泣といってもいいほどの泣きっぷりで、
普段も感情を抑えきれない知秀さんなので、泣きながら歌うのを
見るのは慣れてるけど、ステージで両手で顔を覆って鳴咽するような
激しい男泣きは初めて見ました。
歌ってる最中は耐えてたけど、マイクなしで言葉を投げ掛けながら
必死に涙をこらえて姿に会場はもらい泣きでした。
そしてその涙の渦にさらに追い撃ちをかけたのが、昨晩一気に
書き上げたという、良明さんのことを歌った新曲でした。
自分が一番泣いてるのに、MCで「今までみんなもずっと我慢してきた
と思うから、この曲を歌ってる間は泣いてもいいと思うよ。」なんて
言いながら歌い始めた歌詞は、とてもストレートでリアルで苦しくて、
でもあの空間にいた誰もが理解できる、涙なしでは聴けない曲でした。
まだ未完成かもしれないけど、あのまま音源にしたいぐらいの曲。
サビで、「♪願いがもし一つ叶うとしたらもう一度あなたに会いたい…」
そう、苦しそうに絞り出すように歌っていたのが印象的でした。
切なく苦しい感じのメロディも一緒に、今も耳に残っています。
「オレは兄貴みたいに明るくこういう歌を歌うことはできないけど、
言いたいことは変わらないし、オレはオレらしくやっていきます」
というような話もされてました。
最後の天使の反乱では、「どうしてもみんなとやりたかった」と
言いながら、まだ涙が渇かないままの会場のみんなで合唱しました。
私は知らないので歌えなくて、でもほとんどの人が歌っているのを見て
なんかそれだけで感動的で、このイベントの価値が感じられました。

全ての演目が終了し、知秀さんから締めにもならないほどぐだぐだに、
泣いてしまったことを反省しながらの挨拶がありました。
今回は17回忌のイベントがやりたいという思いばかりが大きくなって、
ライブは準備不足で申し訳なかった…などと話していました。

最後に、知秀さんのサポートスタッフで今回のイベントの脚本などを
手掛けた吉田さんをはじめ、たくさんのスタッフさんが紹介されました。
そして、時間があればやりたかった握手会のかわりに、舞台から
会場全体に向けてみんなで「良明の輪」の合い言葉で写真撮影をして
このイベントの全てが終了しました。


はじめにも書いたように、私は良明さんの活動をリアルタイムに見ていません。
それでも、今回のイベントを通じて、知秀さんや良明さんのファンの方を通して
良明さんの人柄を少しは知ることができたと感じています。
同じように、初めて知秀さんの音楽に触れた良明さんファンの方にも、
知秀さんのことを知ってもらえたと思います。
でも、半分カットされて不完全燃焼な分、もっと歌を聴いて欲しいと思いました。

そしてこれから、知秀さんも、良明さんのファンの方たちも、
良明さんに見守られながらまた自分の道を歩んでいって欲しいと思いました。


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color15

いやーすごいわ。おつかれさま&ありがとう。
情報ブログでも紹介させてもらったよ!!ありがとう☆
by color15 (2005-12-06 00:04) 

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